2025/10/01
「口腔機能発達不全症」という言葉をご存じでしょうか?
これは、今から6年ほど前に新しく歯科においてできた疾患名、病名になります。
子どもたちは生まれてから日々、おっぱいを飲むことから始まり
食べたりおしゃべりをしたりしながら、お口の使い方を日々覚えていきます。
成長期にこのお口の「機能」をしっかり習得することにより、
これから続く生涯にわたって「自分のお口で健康に過ごす」土台がつくられます。
ですが、近年「お口ぽかん」といわれるような お口がいつもあいている子が増えていることが
マスコミなどでも問題になってきています。
コロナ禍を経て4割ものお子さんがお口をあけている、というデータも出ています。
お口を開けていることは、お口の機能だけでなく歯並びや鼻疾患とも関連があることも示されており
できるだけ早い時期の専門的な指導が必要である、と
18歳未満どなたでも、保険診療にてこの指導が受けられることとなりました。
お口の「機能」とはくちゃくちゃ食べや、舌っ足らずなしゃべり方、さらに「呼吸」「睡眠」と
生きるために欠かすことができない大事な部分になります。
習慣を修正するのには、できるだけ早い時期からのアプローチ、意識が必要となります。
少しでも気になるかたは、お気軽にご相談ください。

